第4回 春の通い型ジュニア強化合宿 無事終了

4月19日（土）・20（日）の2日間にわたって，第4回春の通い型ジュニア強化合宿が開催されました．今回は，テニス界レジェンドの竹内映二先生と，古武術の指導で著名なびわこ成蹊スポーツ大学の高橋佳三先生をお招きして，テニスと動きの基本を徹底指導して頂きました．また，本学ではお馴染みの道慶知子プロ，海外遠征の合間をぬって，小関みちかプロも加わって頂き，充実したイベントを開催することができました．

竹内先生の今回のオンコートのテーマは，「ボールを操ろう！」．1日目は，テニスボールはもちろんのこと，バスケットボールを使ったオンコートトレーニングをしながら，股関節・肩関節の使い方を学び，特に，サーブを徹底的に指導して頂きました．2日目は，同様の内容を繰り返し行うと同時に，クロスステップなどのフットワーク練習，トラムラインを意識したストローク練習（打球する方向に身体を使う・力を発揮するなど）など，ここでの基本の身体の動きを教えて頂きました．最後に，2日間で学んだことをポイントで活用するなども実施しました．小関プロにはお手本を見せて頂く中で，ジュニアたちに多くの刺激を与えて頂きました．

高橋先生には，古武術から見た身体操作法を教えて頂きました．竹内先生の指導内容，特に，股関節・肩関節の重要性について重なることが多く，まさに，動きの基本を教えて頂きました．身体の不思議を体感したジュニアたちの目は

とてもきらきらとしていました．

今回，フィールドの異なる先生方ではありましたが，共通した視点で基本をご指導頂けたこと，その中で，学生・ジュニアのサーブの身体の使い方・打球音・スピードが大きく変化していたことが今回の大きな成果だったと感じます．そして，ジュニアの皆さんが笑顔で帰っていく様をみて，充実した2日間であったと実感することができました．今後も，試行錯誤しながら，ジュニア選手たちが真剣かつ笑顔溢れるテニスが出来るよう，課題克服ができるよう，スタッフ一同，尽力して参ります．今後ともよろしくお願い致します．