11月23日(土)・24(日)の2日間に渡って,第4回秋の通い型ジュニア強化合宿が開催されました.今回は,ユニバーシアード男子監督の宮地弘太郎先生と棒高跳元日本記録保持者の近藤高代先生をお招きして,オンコートでは,「ミスを少なくする」をキーワードとして,テニスと動きの基本を徹底指導して頂きました.道慶知子プロと北山進昭コーチも加わって頂き,充実したイベントを開催することができました.
1日目は,ラケットワークの大切さを教えて頂きました.ミスをしないためにはどのようなラケットワークを行なったらよいのか,重点的にご指導頂きました.宮地先生,自らがデモンストレーションをしながら,正しいフォームとは何か,インパクトの現象はどうなっているのかなどを丁寧に説明しながら,手出し練習,ヒッティング練習,バレードリルなどを行いました.
2日目は,前日の取り組みの振り返りを一通り行った後,サーブ動作時のラケットワークについてご指導頂きました.オーバーヘッド動作でボールを地面に強く叩きつける練習,遠くへ飛ばす練習,様々な回転をかける練習など,普段,サーブの指導を受ける機会が少ないジュニア選手たちにとっては貴重な時間となりました.併せて,ブロックリターンの練習など様々な内容をご指導頂いた後,ポイント練習の中で,どれだけミスなくプレーできるか,ポイント練習なども行いました.午後の部では,午前の練習から更に難易度を上げ,3球攻撃やネットプレーを導入しながら,攻撃性を含めた基礎・実践練習が導入されました.
最後に,近藤先生から,陸上で必須のパワー系トレーニングを中心にご指導頂きました.体幹を如何に安定させるか,片脚支持でのバランス,お尻・ハムストリングを鍛えることの重要性など,様々なメニューを楽しみながら実践することができました.
今回,ご参加頂いたジュニア選手の中には,非常にレベルの高い選手もおりました.また,初めて来られたジュニア選手も多かったため,オフコートの取り組みについても改めて教育させて頂きました.挨拶をする,元気よくプレーするなど,このような取り組みがしっかりと出来ていたように思います.宮地先生や近藤先生の熱量あるご指導とともに,学生・ジュニア選手たちの活気溢れる取り組みに支えられ,非常に寒い中ではありましたが,充実した2日間となりました.今後も,試行錯誤しながら,ジュニア選手たちが真剣かつ笑顔溢れるテニスが出来るよう,課題克服ができるよう,スタッフ一同,尽力して参ります.今後ともよろしくお願い致します.
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