6月12 日(土)の彦根キャンパステニスコートは,朝から多くの人々で賑わっていました.天気がどうなるかと心配していましたが,晴れ間も見えるほどに回復し,午前の部では公開講座「わくわくテニス教室」を,午後の部では第3回ジュニアタフマッチ練習会を,無事開催することが出来ました.
今回のジュニアタフマッチでは,30分タイムマッチの中で,集中力をどれだけ維持できるかという課題を提示し,試合をしてもらいました.今回集まったジュニア選手たちの集中力の持続は約15分程度.15分過ぎると,怪しげな動きがちらほらと.集中力の持続,感情のコントロール,後半戦の戦い方や試合中の栄養補給など課題がたくさん見えてきました.この辺りも,少しずつ指導ができればと思っています.
また,前回に引き続き,多くのジュニア選手たちが,積極的に講師陣たちに質問をしていました.ここでの共通した悩みとして,チャンスボールがピンチになってしまうということです.チャンスボールも後ろで打つストロークもワンバウンドするボールを打つという共通したストロークであることには変わりないのですが,チャンスボールやアプローチショットという名前がついているだけで,その名前を意識しただけで,思考・行動が違ったものになってしまうんですね.テニス選手であれば,誰しもが経験することだと思いますが,ジュニア選手たちの思考・行動を変えるには,短いボールを打ち込む練習は必須ですが,極めて指導方法が重要となります.課題に即した練習会を取り入れていくことも検討していきたいと思います.
今回も,本当に多くのジュニア選手たちから申込を頂きました.誠にありがとうございました.今後も,練習(試合)・トレーニングの場や専門的知識の情報を提供できるように,できる限り多くのイベント開催をしていきたいと思います.
今後ともよろしくお願い致します.
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