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SGU Tennis Academy 事務局

第2回 春の通い型ジュニア強化合宿 無事終了 

4月1日(土)・2(日)の2日間に渡って,第2回春の通い型ジュニア強化合宿が開催されました.桜満開のもと,2日間ともに,最高のテニス日和となりました.


今回は,日本学生代表チーム(ユニバーシアードチーム)の右近憲三総監督と宮地弘太郎男子監督をお招きして,ストロークの基礎と戦術を軸に強化合宿を展開させて頂きました.また,2日間の課題として,①笑顔で挨拶!,②笑顔で挑戦!,③今日のベストを尽くそう!を掲げさせて頂きました.2日目は,治療家でも著名な岩本広明先生をお招きして,ストローク動作を支えるフットワークについて,どのようにしたら素早くボールまで動けるのかなど,頭を使いながら,楽しみながら取り組んでもらいました.さらに,午前中に行われたわくわくテニス教室の講師でもある道慶知子プロや,今西理惠子コーチ,北山進昭コーチもサポートに加わって頂き,充実した講師陣のもとで,強化合宿が行われました.


1日目は,右近総監督のもとで,ラケットワークとヘッドワークを中心に学びました.神経系が著しく発達するジュニア期において,様々なラケットワークを学んでおくことは大切なことです.ここにポイントをおいて,まず初めに,ボール遊びやショートラリーの中でラケットワークの基礎を指導頂きました.そして,頭を使いながら,どのようにしたらポイントが取れるのか,ラケットワークとともに,ポジショニングを含めた左右へのフットワーク,ボディワークについても学びました.ジュニア選手は,楽しみながらも,考えながらプレーすることへの難しさを感じた3時間となったのではないでしょうか.何度も失敗しながら挑戦する姿は,とても微笑ましいものがありました.


2日目は,宮地監督のもとで,前日の内容を発展させた内容で強化が展開されました.ラリーやゲーム性を持たせた球出しや展開練習など,実践の中でのストローク練習が中心となりました.また,考えながらプレーするといったヘッドワークを重視した練習も展開されました.加えて,実践の中でラケットワークやメンタル面の在り方についてもご指導頂きました.ミスを減らすためには,インパクト時点のラケット面を垂直にすること,低いボールの処理においては,ラケットをしっかり上方向へ振り抜くことなどです.現代では厚く握るジュニア選手が多く,このようなグリップは,インパクト時点おいて,ラケット面が下を向きやすく,ネットミスが多くなる傾向にあります.インパクト時のラケット面の向きを理解することはとても大切なことと言えます.また,ショートラリーの1球目から集中すること,ネットミスを減らすよう工夫することなど,宮地監督自らがジュニアたちとのヒッティングを通じてご指導されました.2日目の午後は,岩本広明先生による講習が実施されました.ここでも,ヘッドワークの重視.どのようにしたら動きやすい姿勢・フットワークをつくることが出来るのかなどを常に考えながらのトレーニングとなりました.


今回の強化合宿では,ストロークの基礎・戦術を軸に,豊富な練習内容が展開されましたが,振り返ってみると,「ヘッドワーク」がキーワードだったと感じています.戦術を考えながら,ラリーをする,展開する,最適なポジショニングはどこかを考えながらプレーする,自分自身にとって動きやすい姿勢とは等々,講師陣もとても頭が疲れた2日間でしたが,ジュニア選手のエネルギッシュな姿をみて,とても充実した2日間となりました.


今回もたくさんのジュニア選手に参加して頂きました.昨年の11月以来,久しぶりのイベントとなり,スタッフ一同,やや緊張気味でしたが,ジュニアの笑顔溢れる取り組みや,疲れる中でも,みんなで鼓舞し合いながら,声を出し合いながら頑張っている姿に,「テニスが大好き」という姿に,とても感動しました.幸せな時間を頂きました.まだまだ至らない点もありますが,少しでもジュニアの普及・育成・強化に尽力できるように,微力ながらサポートしていきたいと思います.ありがとうございました.




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